第1回 AIが相互運用される社会システム検討分科会に登壇

第1回AIが相互運用される社会システム検討分科会に、弊社の中台が登壇し、ドローン運航管理における自動交渉AIと国際標準について講演しました。

AIが社会の隅々に普及してきています。この時、個々のシステムに搭載されたAIがバラバラに自己目的的に動作させるのではなく、互いの挙動や利害を調整しながら有機的に連携動作させることが、社会システム全体を運用するうえでますます重要になってきます。
ドローン運航管理において、それぞれのオペレータが自身の目的に個別最適化を目指すのではなく、オペレータ同士が協調しながらも個々の目的の遂行に最善を尽くすことが、ドローン運航全体としての最適化につながります。これは、まさに、AIが相互運用される社会システムの一例となります。

自動交渉AIは、個々のAIやロボットが他のAIやロボットの目的や意図を推測し、相手も合意できる条件下で自己の目的達成の最大化を見出すAIであり、このような社会システムにおいて中核を担うAI技術になっていくと考えております。

また、オペレータ同士が協調するにはその間のコミュニケーションを円滑にするためのプロトコルが重要であり、そのプロトコルを定める国際標準が果たす役割およびそれに準拠することは重要です。

Intent Exchangeは、自動交渉AIと国際標準を両輪にドローン運航管理システムの研究開発を進めてまいります。

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